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性感染症の定義と最近の動向
・性的接触によってうつる感染症。
・かつては性病と呼ばれ、歓楽街の風俗嬢と性交渉をもった男性がかかる感染症であった。(梅毒、淋病)
・最近特に増えているのはクラミジア感染症。
自覚症状に乏しく、適切な治療がされないまま感染が周囲に蔓延していくため、20才前後の若者に多い。
・それに次いで淋病、ヘルペス、コンジロームも比較的多い。
・様変わりした風俗店(ヘルスなど)の感染者が増えているので要注意
性感染症の原因となる主な病原体と症状・疾患名
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病原体
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症状
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疾患名
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| クラミジア | 帯下(おりもの) | 子宮頸管炎 |
| 淋菌 | 帯下 | 子宮頸管炎 |
| トリコモナス原虫 | 帯下、かゆみ | 膣炎 |
| カンジダ(真菌) | 帯下、かゆみ | 膣炎、外陰炎 |
| ヘルペス・ウィルス | 外陰違和感 | 有痛性の小水疱疹 |
| パピローマ・ウィルス | 疣状隆起 | 外陰・膣コンジローマ |
| 梅毒 | 自覚症状に乏しい | 梅毒 |
| HIVウィルス | 自覚症状に乏しい | エイズ |
性感染症の診断法
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病原体
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診断法
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| クラミジア | 子宮頸管粘液による核酸増幅又は同定精密検査 |
| 淋菌 | 子宮頸管粘液による核酸増幅又は同定精密検査 |
| トリコモナス原虫 | 膣分泌物の顕微鏡検査 |
| カンジダ(真菌) | 膣分泌物の顕微鏡検査、培養同定検査 |
| ヘルペス・ウィルス | 特徴的な小水疱疹で肉眼的に診断 |
| パピローマ・ウィルス | 特徴的なカリフラワー状隆起で肉眼的に診断 |
| 梅毒 | 血液検査 |
| HIVウィルス | 血液検査 |
性感染症の治療
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病原体
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治療法
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| クラミジア | 有効な薬剤(抗生物質)の内服 |
| 淋菌 | 有効な薬剤(抗生物質)の内服、注射 |
| トリコモナス原虫 | 膣洗浄と有効な膣座剤の挿入、内服薬治療 |
| カンジダ(真菌) | 膣洗浄と有効な膣座剤の挿入(内服薬は無効) |
| ヘルペス・ウィルス | 外科的治療(切除、凍結、レーザー治療) |
| パピローマ・ウィルス | 特徴的なカリフラワー状隆起で肉眼的に診断 |
| 梅毒 | 有効な薬剤(抗生物質)の内服・注射 |
| HIVウィルス | 有効な薬剤(抗生物質)の内服・注射 |
☆感染力の強い性感染症はセックス・パートナーの同時治療が大事です。
例)クラミジア、淋病、トリコモナス
クラミジア・淋菌頸管炎の治療のポイント
1.治療は有効薬剤を淋菌では3〜5日間、クラミジアでは
7〜14日間内服する。
2.処方された薬は必ず全部内服する。
3. 女性患者本人の治療に加え、パートナーの検査と治療を
同時に行う。
4.治療終了の1〜2週間後に、必ず治癒確認検査をする。
5.本人とパートナ−の感染症が治癒するまで、SEX(性交)
をしない。
6.再発チェックのため、数ヶ月後に再度検査をする。
性感染症の予防・早期診断治療の勧め
・コンドームの使用
・少しでも感染の心配があれば、早めに産婦人科で診察を受ける。
・クラミジア・淋病は放置しておくと将来、不妊症、子宮外妊娠の原因になる。